ver2.1.0をリリースしました
ver2.1.0の修正内容(2025/09/25)
--- 全てのお客様がご使用いただける機能について ---
1.「土地利用細分メッシュデータ」の「令和3年度」のxml形式に対応
国土数値情報「土地利用細分メッシュデータ」の「令和3年度」のxml形式データのフォーマットに対応しました。
2.破堤点と洪水吐の流出方向を決める盛土の配置機能を調整
破堤点と洪水吐の流出方向を決める盛土について、近くに盛土、破堤点、洪水吐がある場合は、盛土の数を少なく配置するように変更しました(破堤点と洪水吐の流出方向を決める盛土が他の盛土と干渉することがあるため)。Professional版では、流出方向を決める盛土の配置は「盛土」機能で修正することが可能です。
3.その他
いくつかの軽微な修正を行いました。
--- サポート契約者限定の機能について ---
サポート契約者限定機能に以下の機能を追加しました。
サポート契約者限定機能はサポートをご契約いただいた方が使用いただける機能です。詳細は「サポート契約者限定機能」説明資料をご確認ください。
1.Costa式の最大流出量発生時間の変更機能(STD・PRO)
Costa式の最大流出量の発生時間を、任意の時間に設定することができるようになりました。
最大流出量の発生時間による、浸水域等の解析結果の違いを確認することができます。
最大流出量の発生時間を変更した場合の流出流量を自動で算出できます。
2.複断面の洪水吐の設定機能(STD・PRO)
連鎖決壊において、下池の洪水吐を複断面として設定することができるようになりました。
洪水吐スリットを考慮した連鎖決壊の解析ができます。
3.複数の洪水吐の設定機能(STD・PRO)
連鎖決壊において、下池の洪水吐(単断面)を異なる場所に2つ設定することができるようになりました。
洪水吐が2つあるため池の連鎖決壊の解析に対応できます。
- SIPONDの旧バージョン(ver.2.0.0)との互換性について
SIPOND ver2.1.0は旧バージョン(ver2.0.0)との互換性を持っているため、旧バージョンで作成したプロジェクトファイルをそのままご使用いただけます。
ただし、ver2.1.0で作成したプロジェクトファイルを旧バージョンで使用することはできません。
ver2.0.0は こちらからダウンロードすることができます。